産業医面談で、
精神科医にこんなことを言われました。
「子供がいるのに週末何処かに行こうと思わない時点で疲れてます。
『子供が居なければ、一人なら仕事をこなせたはずだ』と思う時点で病んでますよ」(意訳)
当時はこんなクソ忙しいのに週末まで他人のために使えるかよって本気で思ってたし、そんなの理想論。とか思ってたな。
私は今、毎日これを自分に問いかけて、
精神状態を諮ることにしています。
「私は子供とどこかにいきたいか?」
「一人ならできた。と思ってないか?」
金融企業には、いつ暇があるのでしょうか??
復帰明けのご褒美タイムが終わったのか
ふたたび激務再開で
「仕事も多いな、ほんとに」
って毎日感じててバランス崩しそうです。
出不精でインドア、休日は本読んでるかテレビ見てるか寝ていたいだけの私が
精神科医の言葉を頼りに
最近は土日のどちらかは子供と出かける計画をたてることにしています。
その代わりどちらかの日を覚悟の「休日」
にしてて、その日は本当に何もしません。子供も私に似てインドアで
外出しても「家がいい
」とかいうもんで
甘えて家にいることも多いですけどね。
あまりにも公園に行かないせいで、
子供は5歳になるにも関わらず鉄棒はおろか、ブランコですらできません。
高めのすべり台も怖くてやらない。
それもこれも私の病みのせいだと思ってましたが、
少し続けていくと「これは性格なのか」と自分だけのせいではないのかと思えて少しはほっとしたりして、相変わらずのだめ親ぷりを発揮しています。
そんな子供は割と凝り性で
3歳で恐竜にハマってからそれに一直線。
親もヲタク気質で「あれもこれも」と一点豪華主義で与えるもんだからますます恐竜一色になりました。
うちの図鑑はほぼ恐竜のみです![]()
最近は満身創痍でつらぁ、ではあるのですが、
先日「有吉の壁」で名古屋の大高緑地にある恐竜の施設に行ってる映像がながれまして
子供が
ここにどうしても行きたい!!
と珍しく主張してきまして、
「じゃあ、5月くらいでどうかな?」と聞いたら
5才児には5月はとても遠かったようで、
毎日「いつ行けるの?」と急かされました。
去年ならきっと「無理だって言ってるでしょ、5月だよ!!」とキレてたと思うんですが。
名古屋なら都内からでもなんとか日帰りできるか。
ここだけなら1時間でまわれるから
おかわりを迫られても半日で帰れる。
土曜行って日曜休めばいっか。
と、算段し
やる気になって日帰り弾丸名古屋ツアー企画しました。
こんなことなら雪組公演のボニクラのときに一緒に連れてけばよかったよ!
交通費!!!
そしたら前日にパートナーが
「自分も行く」と言い出し
場所が公園みたいなところもあるみたいなのでお弁当を買っていこうかと行ったら
「じゃあお弁当作って」
とリクエストを受け
ぐったりしながらも当日を迎えました。
まあ。当日は予想通りのこともあり、
だめなところもあり、
計画を練ったのになぁ、と思うところとあったけど
自分もまあまあ楽しみました。
疲れた。本当に。
でも、去年の自分とは全然違ってるなぁ。と実感の多い時間でした。
今思うと、去年は「エラー」に当たることが自分の想定の範囲内にあろうがなかようがイライラがとまらなくて、
そのたびに心が「ギリッギリッ」とネジで締め上げられているような感じだったなぁと。「あぁ、あれは『ギリッギリッ』という擬音がふさわしいな」と。
そんなことに、弾丸旅行中に気づいたんですよね。
あの時は全然分からなかったけど。
今は、エラーが想定外でも「まあ、そんなこともあるんだ」くらいになりました。
この差は大きい。これが精神科医のいう「心の余裕」なのかな。
一つ上手くいくと自信になるし
失敗すると落ち込むし
まだまだ自分の精神状態を探りながら
落ち込みすぎずおごりすぎず、
心の余裕を大事にしていけたらなぁ。