サクラという言葉があります。あまりいい意味ではつかわれませんが、遡ると江戸時代の芝居小屋から今の時代まで続いている商売の手法です。
先に書きますが、サクラを仕込んで消費者に誤った購買選択をさせた場合は詐欺罪が適用されることもあるようです。
サクラというのはそれだけ物事の判断の本質をついているということです。
先日のことですがランチで良くいくお店の前に人が立っていました。初めての店でメニューの書かれた看板を眺めて入ろうか迷っている様子でした。
結構混んでいる店のため、一人でも先に注文したいのでその脇をスッと通り抜けて店内に入ったら、悩んでいた人もすぐ後ろをついてきました。
ここには二つの心理がみえます。
ひとつは僕ので、目の前で入ろうとしている人よりも前に店に入りたくなった心理。
もうひとつは、躊躇なく入っていった僕がいて安心した相手の心理。
盛り上がっているところには人が集まります。なのでサクラはその要員にすぎません。
最近ではキュレーションサイトが大きく炎上しました。これは現代のサクラといえるそんな方法を用いています。そして多く人が集まる先にはお金儲けがあるので、シビアな話になったわけですね。
でも、サクラのように悪い印象にならなくてお客様の決断に影響を与えるものがあります。
それは「お客様の喜びの声」に他なりません。
ただでサービスをして良い事を言ってもらうのはサクラですが、お金を払ってくれた上に推薦に値することを言ってくれるのは関係性のできたお客様だけです。
お客様の声の内容がどういうことかよりも、サクラではない本当のお客様の声を大々的に紹介できる会社は本質的な商売をやっている可能性が高いと考えられます。
僕もお客様から「声」をいただけるか聞いてみたいと思います。その中にお叱りの声があってもどっちみち良い会社に近づくわけですからね。