暖簾が(物理的に)デカ過ぎる店 | 『イブログ』 全国の老舗に新しい可能性を。

『イブログ』 全国の老舗に新しい可能性を。

世間から老舗と呼ばれている会社/お店/その経営者/伝統文化を扱っている職人に。

今日はあるお店を一軒紹介したいと思います。
店舗を具体的に出すのはこのブログ始まって以来な気がしています。
(※ちなみに当社とは何の関わりもありません)


ウチの会社から中央通りを秋葉原方面へ100メートルほど歩きます。

左手の道沿いに見えてくるのは「肉汁うどん」と書かれた大きな看板です。


写真を見ても分かるとおり、「うどん」を最大限に主張しています。
写っているアングルだけでも5つも書かれてます。


そうそう。始めに言っておきますが、“おいしいうどん屋”としての紹介です。
食べたら気にいる人は多いと思います。
最近出来たばかりですが、すでに3回も足を運んでます。ホントにおいしいので。

フォローを軽くしといたところで、上の写真をもう一度みてください。

なんか変じゃありませんか?

のれん。
暖簾がデカ過ぎなんです。
入り口の上半分を締める割合はちょっとバランスがおかしいです。
そのため、このお店に入ろうとして躊躇している人をみかける事があります。


店内は、想像以上に奥行きがあり1店舗のキャパとしては大きなほうです。
テーブル席とカウンター席に分かれてますが、どちらも埋めるのが大変な席数です。


テーブルにつくとメニューが置いてあります。

実は行くたびにメニューがちょっとずつ変わっているんです。当初は単品のみだったんですが、2回目に行ったときからセットメニューが出てきました。

今回3回目になって、セットの構成内容も選べるようになっていました。(炊き込みごはん・サラダ・漬物)

思考錯誤が滲み出ていて、僕はそういうの好きです。


これしか食べた事がないんですが、看板メニューの「肉汁うどん(セット)」。

ここのうどん、モチモチツルツル感がウリのようです。
口が小さい人だと一本ずつ口に運ぶようにしないと食べられないくらい存在感があります。
これがうまいんです。

肉汁に関しては、結構な量のお肉が入っています。
ダシは、魚系です。カツオが強いので魚独特の臭みは一切ありません。(カツオ節がそうだといわれたらそうなんですが……。)

つけ麺なので味は少し濃い目です。でも、うわーしょっぱい! という感じにはならない。丹精込めて作られた味付けです。

半分くらい食べたら大根おろしと赤い壺にある魚粉をお好みでくわえます。


これで味を引き締めて、最後まで飽きずに食べれるわけです。


麺を食べ終える頃を見計らって割湯を出してくれます。
ほんの少し黄みがかった透明度の高いとても上品なダシ汁です。最後にこれだけ飲んでもアリです。

笑顔の素敵な若い店員さんが一生懸命接客をしてくれて、店の奥からの挨拶も気持ちがいい。

でも空いている……。

おしい! おしいんです。


一風堂の並びにあるので決して悪すぎる立地ではありません。
たしかに素通りになりやすい場所ではあります。

お蕎麦屋だったところの居抜き店舗なので設備投資も抑えられたはずです。
でも居抜きになる物件って何度もなるんですよね。不思議と。

これを打開してもらいたい。せっかくおいしいうどんを出してくれるのに無くなったら勿体ない。

本来は、キャパを小さくしてちょっと混んだら行列になるくらいが良いです。
しかし店舗の大きさは変えられませんので、まず大きさを変えるのは暖簾でしょう。

暖簾が邪魔で中も見えないし入りづらいし。
あるとき前を通ったら暖簾をまくりあげている日がありました。
それをするなら、いらないじゃん。

あと、ここまで書いて店頭の写真も出しましたが店名がイマイチ分からない点です。

たとえば、おいしいうどん屋があるんだけど、と友達に教えようとします。
聞かれるのが店名です。

うどんって大きく書いてあるから! これでも伝わりますが行った人からしたら確証にはなりません。ほんとうにここかな? と思うはずです。
そのためにも店名も大きく書いてほしいところです。うどんだけでなく。


意識してみて、店名がやっと分かりました。

「大財」と書いて「おおたから」と読むそうです。

なおさら、尚更! です。

うまいものを食わせておけば商売がうまくいく訳ではありません。
食べに行った以上、うまいのは当たり前です。
それ以前にやるべきことはいくらでもあります。

お客様が沢山入ってきやすくするためにも、
メニューのテコ入れだけでなく修正が必要ならばちゃんとやらねばなりません。

がんばって続いてほしいお店の紹介でした。
お近くに寄った時にはぜひ。
ランチセットで880円です。

大財(おおたから)
台東区上野3丁目です。番地は自分で調べてくださいね。