ホームページの文章を作っている時に気をつけなければならないことの一つに、「自分たちは知っていること」と「お客様は知らないこと」を認識することがあげられます。
どういうことかと言えば、従来品より強度が50%上がった新製品があったとします。
自分たちで作ってきている製品なので、50%も機能がアップしたら「すごいこと」となり、いかに凄いことなのかを嬉々と語ってしまいます。
しかし、そもそも従来品を知らないお客様は、新製品が基準になるので別に大した事と思いません。だから?という冷めた対応をせざるを得ないんです。
こういうケースもあります。
例えば、大手企業との取引実績があるので安心です。といったくだり。
これもその仕事での苦労や工夫、しっかり対応してお客様に喜んでもらったことを自分たちは知っていますが、お客様にはどんな仕事ぶりをしたのかが見えません。
お客様の声を掲載するのもそういう理由からですが、その大手企業からのお褒めの言葉を貰うのは難儀です。実際集まるのは、規模の小さな取り引き実績など本来伝えたいイメージとは少し違った方向にいってしまうこともあります。
そうなると、お客様には本来知って貰いたいことが伝わらないままになってしまいます。
でも自分たちは事実を知っている訳ですから、大手企業との取引実績を出すだけでイメージアップが図れていると勘違いをしてしまいがちです。
ではどうすれば良いのでしょうか。
それは、「それってどういうこと?」という質問を文章に投げかけられるかどうかで判断することができますよね。
某有名企業との取引実績 ←それってどういうこと?
この質問が自然に聞こたら言葉足らずの証拠です。
具体的な名称を挙げられない場合もあると思いますが、もう少しピンと来させる表現やなんとなくイメージできるところまで言葉を加えなければ何も心に伝わりません。
仮にですけど、仮に、トヨタとの取引実績ありと書いていても、それってどういうこと?という質問で返せてしまいます。
具体名を挙げるだけでも駄目なんですよね。
お客様がお金を支払って得るものに関係しているかどうかが大事です。
こういう見方でホームページの文章を作ったり気にしたことはありますか?
僕のコンサルで良かったと言って貰えるのは、こういう当たり前を見逃さないところとおっしゃる方もおります。
「よくよく考えれば、そうして当たり前だよね。」
ここに本質があるんですよね。