経営をしていくにあたり様々な困難や壁が立ち塞がります。
自分の思い通りに事が運ぶとは思わないほうが良い場面が多々あります。
雨が降ると傘が必要になりますが、それは周りの人も同じです。
お腹がすく昼時は周りの人もお腹がすいています。
これを仮に経営の人材に置き換えてみると、良い人材を増員したいと思う場面があったとしましょうか。この場面というのは、自社だけでなく周りの会社でも全く同じように考えているわけです。
優秀な人材の取り合いが見えないところで確実に行われています。
面白いことに、人材に余裕があるときに限って優秀な人材から採用募集のアプローチが来たりするんですよね。当然ながら余計な固定費は払えませんのでお断りをせざるを得ないのですが、果たしてこの行動は本当にあっているのでしょうか?
事業計画や人件費を無視した無謀な採用はできませんが、時には来るもの拒まずの精神も必要になるのではないかと思うときもあります。
その時は必要なくても必要になる場面も想定しながら、晴れている日には傘を預かる、受け取る。お腹がすいていない時でも差し入れをありがたくいただく、調達する。資金繰りも同じですよね、お金が必要なときに限って工面ができず、必要の無いときにお金の話が沸いて出てくるものです。
今いらないから、今必要だからというのは、あくまで自分の勝手です。しかし、何かを与えてもらえる場面や調達できる場面においては今必要かどうかは一旦置いといて手元に置いておくメリットやデメリットを冷静に判断して結論を出すと良いのではないでしょうか。
仕事が無いときに「仕事ください」と言ってV字回復させるケースというのは無いとは言えませんが、確率的には相当低く見積もったほうが良いですよね。
仕事が回しきれないときほど仕事のお話が多くきますが、そうなってから人材補強しても後手にまわってしまう訳です。
最終的には、たまごが先かニワトリが先かの話になってしまいましたが、これは僕が実際に経験した失敗話でもあります。
「今は必要ないから」という自分勝手な判断には落とし穴もどこかにありますので深い洞察で注意していかなければなりません。そんなお話でした。