行燈旅館に学ぶマーケティングの一貫性 | 『イブログ』 全国の老舗に新しい可能性を。

『イブログ』 全国の老舗に新しい可能性を。

世間から老舗と呼ばれている会社/お店/その経営者/伝統文化を扱っている職人に。

先日たまたま見ていたテレビに「行燈旅館」というビジネスホテルが登場していました。
このホテル、実はウチと同じ台東区内にある、ちょっとした有名ホテルなんです。

ここのホテルは、「海外観光客」から大変支持されていて、海外ホテル検索サイトでもトップクラスのランク付けになっています。

で、家からほど近く僕にとっては全く需要のないホテル、ホームページも当然ながら見たこともありませんでしたが、ここは一つ研究してみようと、検索をかけて調べてみました。

当たり前ですが日本語で検索したにも関わらず、表示された画面は「英語サイト」でした。
まず一番驚いたのが、動画の充実性です。お客様は各国から訪れるわけですが、十数カ国のお客様の声をすべてYouTubeで流している点です。これをみたら海外の方はとても安心しますよね。

そして、英語サイトがとても充実しています。海外需要に対応するため、英語サイトの制作をすることもありますが、意気込みが全く違っています。そして、サイト構成もサービスとしてお客様が喜ぶであろうことが沢山掲載されており、他のサイトと比較をしたらこちらを選びたくなる理由が良く分かります。

先日のテレビでおかみさんは、「どうすれば支持されるかを常に考え続けている」とおっしゃっておりました。また、一人ひとりの細かい要望に応えるためには9年掛けて作ったオリジナル資料が役立っているとのこと。映像では、ビッグサイズの浴衣が欲しいお客様に、売ってそうなお店に電話を掛けてあげ、その場所までの手書きの地図(英語で分かりやすく)に念のため日本語を添えて渡してあげる。事前に電話を受けたお店の方も何が欲しいのかそれを見れば一目でわかる。れっきとした真似のできない独自資源がここにありました。

外国人観光客からみたら正に「至れり尽くせり」。

ホテルの名称、概観、内装、これらも(お客様からみたときの)一貫性がしっかり取れています。当然、おかみさんも英語ペラペラです。

ターゲットを明確にし、その人達に何をすれば喜ばれるのか、一貫性とはどういうことか、それらが良く分かるお手本のようなビジネスホテル「行燈旅館」の記事を少し書いてみました。