旭川の有機JAS米が「金芽米」となり、大阪府泉大津市の給食で3ヶ月間提供されます❗️















 本日、大阪府泉大津市と旭川市でオーガニックビレッジ宣言を行いました。生産地と消費地での締結は日本初となります。
オーガニックビレッジとは??↓↓↓
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/organic_village.html

 泉大津市南出市長さんが、子ども達に安全でミネラル豊富な美味しい給食を食べてもらいたい、その先には、生産地を守り育てると共に、これからの日本の食糧を守っていきたいとの崇高な想いがあり、昨年旭川市に相談がありました。

 初年度は有機JAS米が東洋ライスさん独自の精米技術で、胚芽の舌触りの良くない部分を除いた胚芽の基底部「金芽(きんめ)」と、お米の栄養と旨み成分が含まれる「亜糊粉層(あこふんそう)」を残した、とても美味しい金芽米として泉大津市の給食ご提供頂くこととなり、JAあさひかわの古澤組合長と生産者の石坂さんと訪問しました。

 子ども達が「美味しい❗️おいしぃ〜❗️」と大喜びで、石坂さんも直接声を聞き、大変感動されていました🥹
 私も初めて金芽米を頂きましたが、甘味があり粘りも強くとっても美味しかったです。

「旭川は社会で習ったから知ってるよ!」と子ども達が言ってくれたのも嬉しかったですね。

 来月にはグリーンツーリズムとして、泉大津市からこども特派員親子五組が旭川にお越しになります。また、プレ万博「IZUMIOTSU EXPO」にて本市食のアンバサダー下國伸シェフ監修の旭川産有機野菜を使用したスープカレー、谷口農場のトマトジュース、リアンファームさんのハーブソルト等を提供する予定です。

 旭川市としても有機農作物を生産した後のいわゆる「出口」として、泉大津市さんを中心に関西圏域に広げていくことができたらとても有り難く、国の交付金を活用しながら、有機農業取組面積の拡大や、有機JAS認証取得者の増加に取り組み生産者の所得向上を目指していきたいと考えており、今後も更なる食の交流、BCP等両市の連携を深めてまいりたいと存じます。

 本宣言締結にあたり、あらためて南出市長及び泉大津市の皆様に感謝申し上げます。そして、今日まで困難の中有機JAS米を生産し続けてこられた石坂さん、古澤組合長をはじめJAの皆様に敬意と感謝を申し上げます。

 最後に、昨年8月の農業連携協定から、本宣言まで短期間で一気に進めて頂いた林部長、杉山課長はじめ本市農政部の皆様にも感謝申し上げます❗️本当にお疲れ様でした。持続可能な旭川農業の発展に向け、更なる取り組みを進めていきましょう^_^

今、関空から羽田へ着きました。
最終便で旭川へ戻ります!