地震発生から10日が経ちました。 1月1日に発生致しました石川県能登半島地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
 
 震災発生直後から余震も続く厳しい状況のなかでありましたが、被災地近郊の県及び市町村が、自衛隊の皆様と共に懸命な支援を行なっていただいており敬意を申し上げますと共に、本市と致しましては所属しております全国市長会、中核市市長会、全国青年市長会、活力ある地方を創る首長の会などで情報共有しておりました。今すぐ駆けつけたい気持ちもありながらも、いたずらに被災地に負担をかけてしまわないように状況を見極めながら、まずは信頼する近郊市町村の方々に対応をお任せすると共にに、当然のことながら被災自治体の皆様も被災当事者であり、また、各近郊支援自治体のご負担も心身の疲労は想像を絶するものがあることから、本市と致してしても防災安全部を中心に全部局に対しいずれくるであろう支援要望を予想し、しっかりと応えることが出来るよう準備を進めていたところです。

 この度、直近の支援状況がまとまりましたのでご報告致します。

・日本水道協会からの要請を受け応急給水応援隊として給水車と職員を派遣し、1月20日まで珠洲市や七尾市で給水活動を行います。昨日出発済み。
・日本赤十字社を通じて、旭川市から義援金100万円を被災地に送ると共に、総合庁舎1階の総合案内と各支所に募金箱を設置しましたので、多くの皆様のご協力をお願いいたします。
・被災地への提供可能物資としてアルファ化米2,000食、野菜ジュース1,000本、毛布1,000枚を送る準備を整えました。被災地にとって必要なものを必要なタイミングでお送りできるよう、石川県と調整しています。
 ・北海道医師会からの要請を受け、市立旭川病院から、医師1名、看護師2名、ロジスティックス担当1名などで編成される医療チームを被災地に送る準備を進めます。

今後におきましては、先遣隊を送っている北海道から現地の情報をいただけることになっており、どのような状況にも対応できるよう取り組みを進めてまいります。