音楽はどこに潜んでいるのだろう、『バジーノイズ』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『バジーノイズ』

【評価】☆☆☆(☆5つが最高)

【監督】風間太樹

【主演】川西拓実

 

 

【あらすじ】

 清澄は自分だけの世界にこもり、頭の中に浮かぶイメージをひたすら音楽にしていた。だがその音楽に魅せられた女性が現われたことで、清澄の世界が変化する。

 

 

【感想】

 パソコンの前で作曲する光景は、普通のものになったのかもしれない。演奏が出来なくても音楽を作れる時代がやって来たみたい。この映画では、一人で楽曲を作ることに満足していた主人公が、多くの人と関わることで変わっていく姿を見せている。ちょっと自家中毒めいたストーリーにも思えたが、青春映画の側面や演奏シーンで楽しめた。音楽は過去から未来へと繋がる大きな波なのだろう。