冤罪は起こり証明は難しい、『毒舌弁護人』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『毒舌弁護人』

【評価】☆☆☆(☆5つが最高)

【監督】ジャック・ン

【主演】ダヨ・ウォン

 

 

【あらすじ】

 裁判官から弁護士に転身したラムは、独善的な性格があだとなり無実の被告人を守ることができなかった。ようやく目を覚ましたラムは、冤罪を証明するためあらゆる手段を駆使して再審に挑む。

 

 

【感想】

 タイトルからコメディー色の強い内容をイメージしていたが、真面目で一途な香港の法廷ドラマだった。主人公は弁護士で、自らのミスで服役することになった被告人のため、真犯人を捜し出すというストーリー。意外性は少なめのサスペンスだったが、香港の司法制度を垣間見たような気がした。白髪のカツラを被るスタイルは面白く、イギリスの影響がまだ残っているようだった。果たしてこのタイルが維持できているのか興味も湧いた。