子供の成長が嬉しい、『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』

【評価】☆☆☆☆(☆5つが最高)

【監督】ジョン・クラシンスキー

【主演】エミリー・ブラント

 

 

【あらすじ】

 謎の生命体の襲撃を退けたエヴリンと子供たちは家を後にする。そして辿り着いたのは、一人の男が立てこもる廃工場だった。

 

 

【感想】

 人間を切り裂く生命体の弱点を暴き反撃したのが1作目の最終盤で、今回の続編はその直後からの話しが続く。予想していたのは襲撃される恐怖の連続だったが、意外にも家族の物語に仕上がっていた。しかも子供の成長物語。怪物と対峙する少女の強い眼差しは、悪霊を退治するエクソシストにも見え、希望を感じることができた。サスペンス・ホラーに一本筋が通っていて、怖いだけの映画ではなかった。