言語は、その言語を使う民族の精神性を表している。言語が消滅することは、その文化が消滅すること。だから私は、日本語を大切にしている。
以前にも書いたかも知れないが、日本語にやたらと英語を挟むのが好きではない。
台所、厨房 キッチン
変更 チェンジ
挑戦、挑戦する チャレンジ、チャレンジする
相棒、恋人、配偶者 パートナー
問題、支障 トラブル
黒 ブラック
などなど、例を挙げたら切りがない。
また、英語で言い換えた上に、長いので省略して、本来の意味を失っていることがある。
二重予約 ダブルブッキング → ブッキング
日本語で表現出来ることは最大限日本語を使い、デジタル技術などに関係する日本語にない概念は外国語を使う。その程度にしておきたい。
そして、英語は英語の音を尊重した音にする。
猫 キャット → キャットゥ
コーヒー → カフェ
海 シー → スィー
嘘っぱちの英語を日本語に挟むことで、日本語の美しさを損なうと共に、日本人の英語力を妨げる力が働くと考えている。
日本語は日本語として、英語は英語として、外国語は外国語として使いたい。
もちろん言語は生き物なので、徐々に変化して行くが、日本人の精神性を保っていきたい。