ポンペイ国際空港を降りて、
すぐ目に入るこのソケース・ロック。
現地語でPaipalap(パイパーラップ)と呼ばれるこの岩は、
伝説では、昔大量の水が噴き出地下から湧き出たて来た時、
その穴に栓をするためにに運ばれてきたと言われています
また、ナン・マドール遺跡をに使われている
玄武岩と同じ種類から出来ているため、
人々は建設のための石材をここから運び込んだのではないかと
伝えられています。
島の至る所から見られるこの巨大なソケース・ロックは、
ポンペイのシンボル的存在です。
どこかに出かけてポンペイに帰って来た時に、
このソケース・ロックが見えると「ポンペイに帰って来たな~」とほっとします。
地元の人はこの岩にもサンダルで登っちゃうらしいのですが、
相当危険なロック・クライミング状態になるらしいので、
旅行者のみなさまは岩と地続きのソケース・マウンテンに
登ることをおすすめします。
ソケース・マウンテンの頂上までは普通にあるいて大体30~40分分程度。
最初の10分くらいがちょっと急な登りになりますが、そこが終わると
平らな台地に出て、日本統治次代の戦跡を見ることが出来ます。
ポンペイ島自体は戦場になることはなく、戦跡の多くが人為的に
破壊されることはありませんでした。
終戦後もそのまま放置されていたため、保存状態はかなり良いです。
当時の様子がそのまま放置され、蔦などがからまる様子は
そのため、より一層生々しい感じがします。
さて戦跡を過ぎたら、あともうひと踏ん張り。
目の前にテレビのアンテナが見えたらそこが頂上です。
小さな階段がありますので、そのままアンテナのある展望台に登ってみましょう。
眼前に、360度パノラマのポンペイの素晴らしい景色が広がりますよ。
空港や、もちろんソケース・ロックが良く見えます。
ここでお弁当食べてもよし、記念撮影しても良し、
また、飛行機のフライト時間にあわせて行けば、
ソケース・ロックの前を悠然と飛んでいく飛行機の写真が撮影出来てしまいます。
こんな感じです。
ここまで登ってきてよかったな~、ときっと思えるはずです。
◆ソケース・ロックまでのアクセス
コロニアから車で15分ほどで登山道の入り口まで行けます。
道が少々分かり辛いので、
ツアーか地元の人に一緒に行ってもらうことをオススメします。
ソケースへのツアーは、Pohnpei Ocean Cruiseで行っています。
Taxiで行くことも可能ですので、
その際はぜひポンペイ州観光局にお問い合わせください。
◆Pohpei Ocean Cruise
(日本人経営の旅行会社。日本語による予約、ガイド可能)
http://pohnpeioc.web.fc2.com/index.html
◆ポンペイ州観光局
TEL(691)320-4851/FAX(691)320-4868
E-mail:pohnpeivb@yahoo.com