とてもとても久し振りの更新となりました。
最後に書いたのはコロナ前。
その頃には想像もしなかった今日の自分がいます。
本日パンジャーボンバーズ退団のご挨拶動画があがりました。
退団の告知以降「で?本当のところは何があったの?」と顔を出す方々で訊かれました(苦笑)
14年もいたのに、退団の告知からやめるまでが1ヶ月強・・・言われてみれば確かに裏を感じるかも?(笑)
ですが決して、何か決定的な決裂があって飛び出したとか追い出されたとか、そういうことではなく💦
個人的な想いから「15周年を待たずして退団したい」という希望を受け入れて頂きました。
訊かれた中には「なぜ今なの?」という質問もありましたので、その辺りもお伝え出来たらいいなと思い、このブログを書いています。
話が飛びますが。
年頭恒例の『今年の漢字一文字』で、私が2024年の一文字に選んだのは ”内” という字でした。
「外に惑わされて一喜一憂するのではなく、自分軸をしっかり立てて、自分の内側を見て生きる!」という決意を込めました。
で、更に話が飛びますが。
この ”自分軸” という言葉が自分の基準になったのは6年ほど前のことでした。
当時の私はオシャレ迷子になっていました。
「あれ!?なんか服が似合ってない!?」ある日不意にショーウィンドーに写った自分の姿に愕然としたのです。
年齢枠に囚われず好きなものを着るスタイルや、自分のファッションセンスを他人がどう思っても気にしない。
けれど自分で自分にNGは大問題です!
好きな服 = 似合う服でなくなる恐怖にジタバタしていた時。
メソッドは内面も外見も「自分ありき」の考え方で、これが2024年の "内" という文字に繋がったのでした。
(かなり端折っているので、メソッドについてはまた別の機会に書きたいです)
自分の内側を意識して日々を過ごした一年、「もっと自分に集中しなさい」と突きつけられる場面が何度もあり、11月はその圧が更に強まっていました。
いま自分が欲しいもの、やりたいこと、大切にしたいことは何か。
演劇、舞台、役者の自分、そこは一生揺らがない。
家族と過ごす。自分を向上させる勉強やメンテナンスにもっと時間をかけたい。
ファッションコンサルもしっかりやりたい。
そして、迷わずあげたそれらと同じ熱で出来ていないことを手放そうと決めた時、その中に「劇団員」というポジションがありました。
パンジャーボンバーズだからではなく、どこの劇団員だったとしても同じ選択をしたと思います。
スケジュールが合わせづらいという状況もありました。
とはいえ旗揚げからずっと参加してきた大切で愛着のある場所です。
パンジャーボンバーズのカラーやそれを活かした舞台、劇団員の皆、日頃の何気ない雑談の楽しさ、この先に見える景色、なにひとつ自分の日常から消したくはない。なくなるのが怖い。
決めきれずにいたのですが、物理的にも精神的にも劇団員の看板を背負えていない後ろめたさや申し訳なさで燻っている今のエネルギーは自分だけでなく、前に進もうとする劇団の勢いも奪っているように感じることがあって、これではいけないと退団を申し出ました。
新しい形で進むパンジャーボンバーズは最高にキラキラしているはず!
そして劇団への思いは愛情だけではなく、未練や執着というエゴだということもわかっているから、愛情だけ残してそれ以外は手放すことで、私もキラキラで軽やかな人生を作っていけるはず!
今回の決断は演劇と私の関係性も変えてくれました。
これまでの私の人生は”演劇ありき”でした。
演劇というモノゴトを世界の中心に据えて、そこに光を当てて生きて来た。
それって依存なんですよね。
「演劇がなければ生きていけない」役者という肩書があって初めて成立する自分。
劇団員の看板、役者というステータスで自分に価値を持たせようとしていた。
これからは「何をしていても私」「何もしていなくても私」ーーー ”私”という存在に王冠を被せて、演劇やファッションで表現していく人生でありたいです。
暫くはファッションコンサルの発信が多くなる予定です。
この先また舞台に立つことがあるのかはわかりません。
演劇を始めた時からずっとそこは”演劇の神様”にお任せしてきました。
今度こそ機会はないかも、と思うと何処かから声がかかることを繰り返して今があります。
必要があれば神様が呼んでくれるし、そうじゃなければ人生の次のステージに進んだということなのでしょう。
でも役者としての経験はファッションコンサルでも活かせていて、これまでの人生が無駄だったとは思わないし、これからも演劇を愛し、役者だと名乗り続けると思います。
とてもとても長くなりました。
年末のお忙しい時に最後までお読み下さりありがとうございます。
「パンジャーボンバーズ劇団員のマツガサキアサミ」は下船します。
応援して下さった皆様、本当に本当にありがとうございました。
またどこかでお目にかかりたいと願っております。
そしてこれまで共に航海をして、勝手な私の希望に対応してくれた劇団員の皆にも心からの感謝を!
素晴らしい冒険を続けて下さい!





