それどころか、現状で満たされていない人がほとんどで、際限なく多くの物を求めようとする。
思うに、この欲望が生まれるのも物事を相対的にしか見れない結果であって、周りの水準が上がるにつれて、自分もどんどん引き上げられて行ってしまっているような気がする。
美味しい物が食べたい、高い洋服を着たい、旅行へ行きたい、社会から認められたい、人に好かれたい…
全て己の欲望だけど、それって周りに流され過ぎているように思いませんか。
他人の影響は必ず受けるものだから、無くすことはできないけれど、そうやって自分を見つめ直すことで抑制することは可能だと思う。
本来は無欲。
今持っている欲望(強欲)は後からもたらされたもの。
だとすれば、自分の本質的な欲望って一体…
少し考え方を変えてみて、仮に全く無欲の人が存在したとすると、その人は明らかに周りと掛け離れていて、異質な存在になってしまうと思う。
本人はそれで満足だから何も問題はないけれど、一生「孤独」でいることになってしまう。
だからもし彼が他人と交流を持ちたい、大切な人を幸せにしたいと望んだならば、自分もごく自然に欲望を持たざるを得ない。
つまり、自分自身の欲望の中には、少なからず他人を想う気持ちが込められていると想像している。
ゴールは勿論、自分の幸福。
自分の幸福=他人の幸福
他人を幸福にするための己の欲望。
そういった方程式をたてると、結局は欲望が自分のためであることには変わりないのか…