甲府駅前で「第2回 信玄公サイクルロードレース」が先週末に開催されました。
何万人もの観客の前でのレースに、選手も力が入り、終始ハイスピードの展開。会場は興奮の渦に巻き込まれました!
⚫︎4/6(土)「信玄公サイクルロードレース」
場所:信玄公祭り会場(甲府駅南側 平和通り)
時間:15:30-16:00
コース:680m+駅前ロータリー
主催:NPO法人やまなしサイクルプロジェクト/信玄公祭り実行委員会
内容 以外の1〜3を連続的に実施
1.選手・一般 パレード 1周回
2.タンデムロードバイク 1周回レース
3.ロードレース 7周回
私だけが元選手💦
交通規制が始まると同時にスタート地点に移動。
選手紹介が始まり、一般の皆さんとともに、駅前の1周のパレード開始。先頭はパラリンピック銀メダリストを含むタンデムの皆さん。
先導は元バイクレーサーでNPO理事の渡辺祐樹くん。
レースは、ローリングスタートすると同時に、地元の山梨大学に通う平井光介選手(エカーズ 2018国体少年男子ロードレース優勝)がアタック。
風圧が鍵を握るロードレースでは、体力を温存できるメイン集団が有利ですが、そのメイン集団が焦るほどのスピードでした。
5人の逃げは強力でしたが、最終周回を前にメイン集団が追い付いて、一つの大きな集団となってスプリントへ。
最後は、地元の山中湖シクリスムフォーマションのトム・ボシス選手や、翌日のJCFチャレンジロードレースで優勝することになる宇都宮ブリッツェンの岡篤志選手も、集団を強力に牽引。
大観衆が見守る中、最終コーナーを曲がったところで絶妙なスプリントを開始したのは、国際レースのツール・ド・台湾でステージ優勝した岡本隼選手と草場啓吾選手(共に愛三工業レーシング)の2人。
2人のスプリントは素晴らしい加速でしたが、彼らをかわしたのが沢田桂太郎選手。時速70kmを優に上回る豪快なスプリントを披露しました!
トラックのアジア記録を出したスピードはさすがでした。彼は自身の過去最高出力を更新する1762wをマークしたそうです。
私は遅れつつも、観客の皆さんの「イマナカ頑張れ!」の声に必死に走ってゴール。
レース結果は、このようになりました。
⚫︎第2回 信玄公サイクルロードレース 結果
1位 沢田桂太郎 (チームブリヂストンサイクル)
2位 岡本隼 (愛三工業レーシング)
3位 草場啓吾 (愛三工業レーシング)
⚫︎Shingenko Cycle Roadrace Result
1st Keitaro Sawada (Team BRIDGESTONE Cycling)
2nd Hayato Okamoto (Aisan Racing)
3rd Keigo Kusaba (Aisan Racing)
[選手のオンボード映像]
こちらは5人の逃げに加わった佐野淳哉選手のロードバイクからの映像です。
https://twitter.com/sanojunya0109/status/1114866089538646018?s=12
そして、こちらは優勝した沢田桂太郎選手のロードバイクからの映像です。
https://mobile.twitter.com/sawady_jpn/status/1114462117191544832
これはレース前のステージでは、沢田選手がステージ上でダニエルを披露して、会場を沸かせてくれました(^^)
ファンも選手もゆったりしていたのが印象的でした(^^)
甲府城の桜も満開🌸
全力で走ってくれた選手たち、応援いただいた皆さん、そして支えていただいた関係の方々に、心から感謝いたします。
オリンピックイヤーとなる来年は、もっとパレードやレースを盛り上げたいと思っています。
次回の信玄公サイクルロードレースも、桜や桃の花が咲く季節に開催予定ですので、ぜひ観に来て下さい!
元プロロード選手
やまなし大使
今中大介