蠅と木馬 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

オーブンの上の 雄鶏

 

焦げ目の付いた 人格

 

クリームまみれの 人生

 

ゴルゴンゾーラの中身は 骨のない魚

 

テーブルの上では 古びた 幸せが 踊っている

 

蠅と木馬 

 

土の中から よみがえる瞬間

 

蠅と木馬

 

灰の中から 燃え上がる状況

 

蠅と木馬 

 

奇跡の中から 溢れ出す沈黙

 

そんな時・・・・・

 

僕は 何も見なかったことにして

 

静かに 目を閉じる