Mの店 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

太陽が 眠り始めるころ

 

べニア板の 絨毯に乗って

 

君を 迎えに行く

 

地平線の 裏側の バオバブの 木の傍に住む

 

ラクダは 小さすぎて なんだか 可哀そう

 

夕闇は 指でなぞった 無機質な 線を嫌うから

 

B4サイズくらいの 限られた 時間の中で

 

ゆっくりと 星を 数えながら 旅をする

 

Mの店で 他愛のない 空腹で 愛し合いたいな

 

Mの店で 二人だけの 秘密の暗号で 死んでいきたいな

 

恐怖は 陸地の上で 一番の 王様

 

聞いたこともない 素敵なメロディーに 囚われて

 

僕らは 心の 目を閉じる

 

Mの店で 行き場のない 言葉の中で 愛し合いたいな

 

Mの店で 消えることのない 理想の中で 死んでいきたいな

 

魚は 泳ぐ メルヘンチックに

 

鳥は 泳ぐ メルヘンチックに

 

虎は 泳ぐ メルヘンチックに

 

魚は 踊る ドラマチックに

 

鳥は 叫ぶ ドラマチックに

 

虎は 跳ねる ドラマチックに

 

 

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