光と影と猿 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

一度 見捨てられたものに 命を吹き込んで

雲の流れを 眼で追った

おもちゃの積木で作られた リンパの道しるべをたどって

肌色の 絵画を塗りつぶしたい

光と 影と 猿

意味がありすぎて 無駄な一日を 

風に吹かれながら 過ごす

生きていく 失敗の中で 

死んで消える 栄光の中で

光と 影と 猿

無機質な 自転車に乗って 

言葉のない 雨を浴びている

雑踏の塊の中に 裸のトラ

水分の中に 陽気な詩を

光と 影と 猿と 昨日までの 俺の死骸を 蒔いて



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