JACKの滑舌の中で | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

JACKの滑舌の中で NEW YORKに 上京してみたい

そして おもちゃ工場に就職してみたい

JACKの滑舌の中で 夕暮れを 満喫してみたい

そして ヒョウ柄の ダンスの中で 死んでいきたい

JACKの滑舌の中で 水族館を 自由に泳ぎたい

そして 腐れきった魚と 会話を楽しみたい

ピアノの中の 黒く熟れた天使 

不満と憤りの側で 昼食を

涙から 剥がれ落ちる 金属片

ノスタルジーに こぼしてしまった 牛乳

真っ白に染まる 綿製の皮膚

明日を歩く アルパカの群れ

JACKの滑舌の中で 廃墟を彷徨う 夢の色

JACKの滑舌の中で 影響され過ぎた 砂嵐の音

悲しさの中での 睡魔 嬉しさの後の 悪夢



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