炎に包まれた日 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

土の中で眠る 鳥の声を聞いた


夏は とても温かい響き 背骨と線路


白い部屋は 昼時から 黒色に塗りつぶられる運命


テトラポッドの 先端部分の滑走路には


果汁の垂れ落ちる 食卓に群がる人々


錆びた扉が奏でる アクビのような


やる気の無くなる 音色


廻るプロペラは 仙人掌の 陽気で


汚れるまで 踊り続ける 


小瓶の中の ヒマワリは


油まみれで 溶けていく 


カーテンが揺れた瞬間の 炎に包まれた日


冷蔵庫に 風船が飛んだ 冷血さを 忘れられないでいる




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