トンボ | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

ベットに潜在的な 豆を蒔く


原始的な トイレの憧れを流した


小鳥が生まれた 広場で


羊が沈んだ 公共の電波で


荒れ狂う ライスをいただくのだ


眠りを覚えた 都会の朝が ガソリンを飲んだ


街の血の流れは 人々の不安を積もらせる


ガラス細工の 白血球は 森の隅で踊る


数年前から 春にはトンボが咲くのだ


アイスクリームが 溶け出す季節


放し飼いの 地平線が死んでいく


国旗の 意味が無くなる瞬間


フライパンの中の 料理に平和が訪れる


海と大地の調和 足と椅子の区別


給湯器から噴き出す 愛は


ポケットの中の キャンディーと結ばれればいい


時計の中の球場では 争いが始まっている


消毒液に溜まった ストレス


空っぽの 机のひきだしには 答えのないラクガキ




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