空色 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

椅子の下の 影に出来る部屋


油まみれの 名画が笑っている


地平線の 線路を引いた思い出か?


ブランコが戸惑う夜に


沸騰した水のことを考える


冷めることの無い 骨は土へは戻らなく


隣人達の 悪意とメルヘンの中に眠る


満たされることの無い 濃い春


空色の絵具で インディアンを描こう


姪に問われる 22世紀の船着場


俺は ロボットではない


ネジが少し 緩んでいるだけなんだ


ノスタルジックの類似品に 人々が迷惑している


宇宙の宝物に 雨が降り注いでいる


荒れ狂う 過去のモンスターの伝言


乳製品の嘔吐 左曲がりのアナーキー


気楽なアナウンサー 数年間 生き延びる亀


仮眠の果ての 行水で死ぬる 俺




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