街に放り出された食卓 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

ダンボールの隅で 怪鳥が鳴いている


人々が 肉食を止めないから


皆 我に帰れないでいる


ハニー ハニー ハニー


街に 放り出された食卓


ファニー ファニー ファニー


四箇所の鳥 四箇所の白い神殿にそびえ立つ


ウサギの中に棲みついた カレーライス


飛行機は スプーンの形に変わり スピードを上げる


ハニー ハニー ハニー

 

街に 捕らえられた食卓


ファニー ファニー ファニー


黄色に染まる島 流れついた 果物が熟して堕ちていく


分かり合えない 金平糖の夕日


グツグツ煮え立つ 太陽は固まる


冷えきった涙は 星へと変わる


シュールな夜に シュールな朝に


綿の飛び散った ぬいぐるみを抱いて


ハニー ハニー ハニー


街に 放り出された食卓


ファニー ファニー ファニー


生き過ぎた あの子が何処かで呼んでいる


ハニー ハニー ハニー


フォークの 投球練習が始まる




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