組曲 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

サクランボの様に 2個ずつ 


対に吊るされている 子供たち


風の中を 空気のドラゴン 通り過ぎる


曖昧な答えは いつもそばにあって


ただいまの言葉は 食卓の宝箱の中に押しやっている


風が揺れている組曲


森が揺れている組曲


海が鳴いている組曲


笑わされるイメージ 助六のダイナマイト


上方の濃厚な蛆を 俺は愛している


孤独には 焼きそばが似合う


ラジオからは 六階建てのインコ 溢れる


さようならの温もりは いつもラクガキの花瓶に飾っている


洟が垂れている組曲


レジスターが壊れている組曲


電球がはしゃいでいる組曲


発展途上のメルヘン 帰れない我が家


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