サクランボの様に 2個ずつ
対に吊るされている 子供たち
風の中を 空気のドラゴン 通り過ぎる
曖昧な答えは いつもそばにあって
ただいまの言葉は 食卓の宝箱の中に押しやっている
風が揺れている組曲
森が揺れている組曲
海が鳴いている組曲
笑わされるイメージ 助六のダイナマイト
上方の濃厚な蛆を 俺は愛している
孤独には 焼きそばが似合う
ラジオからは 六階建てのインコ 溢れる
さようならの温もりは いつもラクガキの花瓶に飾っている
洟が垂れている組曲
レジスターが壊れている組曲
電球がはしゃいでいる組曲
発展途上のメルヘン 帰れない我が家