たまねぎ | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

はじき出されたウサギ


ダイヤモンドのニンジン


遠い 遠い季節


土で眠ることを 忘れていた


それは 神への冒涜に近い


微かな刺激 貧弱なダンディズム


愛の波止場で 愛の火葬場で


愛の生まれ故郷で 嘔吐


天使のぬくもり 俺は吊るされている


蛍光色の橋 栄光の錆


有刺鉄線とフライパン


まるで 踊らされているよう


喜ぶ少年達 嫌がる少女達


報われない 褐色の荒野は 今も続いている


雪に埋もれている説明書


陳腐なカメラを向けられて もう説明不要




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