ミシン糸 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

アパッチの ざわめき


いつか見たような気がする


でも 俺には語る理由がなくて


空は青く 流れている


一瞬はエメラルド 輝いている


安らかに 施された熱気


ガムにとりつかれた神が 机の下から眠気を


世界中に撒き散らしている


光ある限り 欣求を


光ある限り 食卓を


光ある限り 詩をうたう


光ある限り 朝へ向かう


叫びたいシグナルは オマエに夢中


洗いたい植物は オマエに乱入


死に物狂いの 背骨が揺れている


優しい風の中で 背骨が揺れている


許される 過ちは果実


ジャングルジムに 登って星を掴もうとするように


日々は流れていくだけ


ミシン糸が通った跡を 辿るように


残されたルールは 後 何歩?




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