巡行マンハッタン | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

巡行マンハッタン


月の光をあびて衣服


巡行マンハッタン


水たまりにうつる ヴァンパイアの皮肉を


巡行マンハッタン


拍手の中のプラチナか


プラチナの中の拍手か


皆 正義を掲げて 現実に逃避を


皆 勇気を志して 今日に逃亡を


巡行マンハッタン


ホテルの湿った 合図を纏って


巡行マンハッタン


真実の間の 名探偵の憤りを


巡行マンハッタン


荒野の夜に 潜んだジャングルを


握手の中のパントマイムか


パントマイムの中の握手か


皆 酒に酔いて 明日を忘れている


皆 果汁に酔いて きっかけを失っている


巡行マンハッタン ビルディングにうごめく


巡行マンハッタン 街路樹に残していく


巡行マンハッタン ハーモニカの音色に乗せて


巡行マンハッタン 唄うたいのむせび泣く刹那


巡行マンハッタン 果てしない希望の彼方に







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