風見鶏 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

頭蓋骨の上に 風見鶏の群れ


時間を数えている


荒れ果てた池の上にスワン


今夜 風が産まれてくる予感


土に 戻るだけの一生に


笑いを噛み締めて


喜びを噛み締めて


悲しみを噛み締めて


憤りを噛み締めて


セルロイドは 偉人の代弁者


今日も 野原に転がっている


なまくらな 詩人の傲慢


何年もの間 夢の下に埋もれている


偽れないオオカミの人骨


これが意味するものは?


咲き続けない 花の下で


俺たちは会おう


輝き続けない 森の中で


俺たちは誓おう




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