ガーゼの森 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

祈るように 固めた手


叫びは 遠くへ溢れて 北斗七星へ


捧げるものは 今は無くて 未来


焼きそばの中に 浸かりて 


オマエは 痛みすらない


走るように 隠した指


明日は 強くてこぼれて ガーゼの森へ


預けるものは 今は無くて 過去


夜の側の上を 睨みて


オレは 甘えすら感じない


時計が 回るように


世界の端っこが 踊る


日本語が 日本語が 日本語が 落ちる


感情が 感情が 感情が 揺らぐ


情熱が 情熱が 情熱が 焦げる


終わるものはなにもない 


洗面器に 流れ込むものは


誰でもなくて 


夕闇に 消えるものは


誰でもない


危ういものばかりが 転がってきて


すべてが 今 すべてが 透けている ゾーン


すべてが 今 すべてが 溶けている シーン




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