飯屋 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

目の前に現れた 飯屋に


気の合う仲間だけ連れ添って


今日 最後の晩餐


裏切り者よりも 働き者


安住の地よりも 南の島


オマエは 一人ぼっちだ


オマエは 一人ぼっちだ


雨が 降り出したとしても


花束を 抱えてみても


それは 毅然な風景


星を 眺めてみても


米を 炊いてみても


それは 偶然な態度


オマエは 一人ぼっちだ


オマエは 一人ぼっちだ


とにかく オマエは 一人ぼっちだ


十字架を 背負ってみても


花を 供えてみても


それは 歴史的な精度


鎖につながれた 日々に


槍の雨が 降り続く中で


死に行く前の 数秒前だとしても


オマエは 一人ぼっちだ


オマエは 一人ぼっちだ


それでも オマエは 一人ぼっちだ


誰も 助けには 来やしない


オマエは 一人ぼっちだ


オマエは 一人ぼっちだ


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