最後の国 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

濃い砂利が 耳から入って


心が カラカラに乾いていく


消しゴム一つ


この詩は 意味をなす他に 意味を持たず


洋酒が とろける季節


野と道に 羊達が戯れるワルツ


井戸の中の 冷たい土地からは


輝く 四つ葉のクローバー


ダイヤモンドを 探し続ける


カラス達は 基地に戻り


人民は 国から転げ落ちて


空の重荷から 輝く 四つ葉のハッパ


野生は 中枢で 育ち行く


価値も 己も 自ら知らず 育ち行く


白い鳴き声に 耳を傾けて


集まる場所は 七味のレストラン


話す歩幅は ほぼ


闘う日々も いつも オレは三位


限りなく このように 二万年後にも


孫達の 最後の国から 


知性の 全能の オーガスター


洗われる世界 


現われる世界


流れる世界


忘れ去られる世界


俺達は 報われない ロビーで いつも





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