ビン詰め | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

茶色く 濁った 街角で


久々に歩く 足取りは 重い


風に吹かれ


海を越えて


しょう油のない 国まで 飛ばされた


ビタミンに 殺されかけた 昨日


帰ってはならない 明日


四角く 尖った 街角で


久々に入る レストランは さみしい


指をさされ


笑いを超えて


味気のない ストーリーに 染められた


たんぱく質に 頼られた昨日


行ってはならない 明日


ビン詰めの


ビン詰めの


塩だかりの


ビン詰めの


あと 一歩 先へ まず