虫けら | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

ずっと 虫けらのままで 死ねるのなら


形だけの 人間という 言葉を


ここに 捨て去ろうと思う


冷たい 感情論の中で


俺は 目に見えない


悪魔と戦う


気の利いた 言葉なんて


何も 浮かばない夜


本当に 俺は 悲しくなる


生きている 自由に 死にたくなる


一つの骨に 俺は 詩を うたいたくなる


汚れているのに 汚れを 知らない


虫けらのままで


がむしゃらに 未来を 並べて


いつかは 俺も 死んで行きたいと思う


花畑で彷徨う 虫けら