卒業・修了おめでとうございます。

春休みいかがお過ごしですか?

教室では現在、抜き打ちテストをしています。(小学生以上)

(抜き打ちなので、本当はお知らせしたくないのですが…)

発表会もコンクールも伴奏もない、この時期に地力をつけたいので、数週に渡りやっていきます。

当教室の年度末は4月です。

年度内に得意な分野、弱い分野を炙り出します。

抜き打ちテストの順番は

①音符・休符
②階名読み
➂フィジカル
④リズム

です。

①②は頭のトレーニング
➂④は、アスリート的な?トレーニング
です。

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さて、標題の件。

楽譜の断捨離をすると、それがさらに大きくなって返ってくるジンクスがあります。(私の場合)


15年ほど前でしょうか。

秋田銀行さんの周年イベントの合唱指導をさせていただいた時のことです。

「ありがとうの気持ちを込めて、この曲を歌いたい」というリクエストがあり、ちょっと特殊な曲を伴奏したことがありました。

そこから8年ほど経ち

「さすがに今後 この曲を弾いたり教えたりすることはないだろう。あの後、1度も弾く機会もなかったし」

と、処分した翌日。

「急ですが、パーティで演奏してほしい。つきましては、ソロで30分。そして1曲だけ伴奏をしてほしい」

そんな仕事が入りました。

指定されたのは、楽譜を処分したての  まさしくその曲でした。

楽譜が売っている曲ではなかったので

「なんで処分してしまったんだろう」と、半泣きで楽譜を書いたことがありました。


それ以来、楽譜の断捨離には気をつけていました。

絶対にハードになって返ってくるからです。

まるで恐怖新聞。←この漫画、知ってる人はいるでしょうか。

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先日

「20年分溜まったから、(生徒さん方が持ってきた)合唱伴奏のコピー楽譜は整頓しよう」

と思い立ちました。

定番曲以外は処分したところ…

生徒さん方が、その曲たちの伴奏を持ってきました。

中には10数年ぶりに教える曲も。

しかも、いつもよりずっとタイトなスケジュールで持ってきました。

「また(生徒さんにとって)ハードになって返ってきた…断捨離するんじゃなかった…」


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そして

「大学時代の教科書はいらないな、もう使うことはないだろう、バイバーイ」

と「和声学」も「対位法」も「作曲技法」も作曲系の教科書は全て手放しました。

私にとっては高価な本でしたので、古の物とはいえ、なかなか手放せなかったのです。

専門書は、1冊で家族全員で外食できるような値段がしますよね(^_^;)

結果
「楽譜を断捨離するとハードになって戻って来るジンクス」は、また発動し

作曲のお話がきました。

「あんな良い本、なんで処分してしまったんだろう…」
と悔やんでいます。


もう譜は(出来る限り)断捨離しない。