昔、東北内のピアノコンクールでよく呟かれていたのは
「秋田人や青森人は、雪が多いから練習ばかりしていて、うまい」

今年は雪は少なめのようですが、冬休み中、明らかにうまくなっている生徒さんがチラホラ。

今年の幸先は良さそう!

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15年レッスンを続けている生徒さん。

「私も先生も歳をとったわ」と、よくおっしゃいます。

自分でも「わたし、老けたわぁ」と気になっていたので
「歳をとってスマン…」と思ってました。

先日も、その言葉が出てきました。

その時の生徒さんの表情は柔らかく、嬉しそうでした。

「そうか『一緒に歳を重ねてきた幸せ』ってあるのか」と、初めて理解しました。


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なぜだか毎週、食べ物の情報交換になる生徒さんが3人います。

その中の1人は、小さい頃

「先生と、もっとお話したいけど、何を話したらいいかわからないんだ…」
と、うなだれていたことがありました。

世代が離れていても盛り上がる共通の話題は、やはり食。

「先生とは食べ物の話をする」というお子さんなりの答えが出たのでしょうね。

ちなみに「美味しい物情報隊」から教えてもらい、まだ食べていないのは

●ミルハスのカフェのパン

●ココイチのポテトサラダ

●ローソンのイクラ醤油おにぎり

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先日、小さい生徒さんが教室で自主リサイタルを開いていきました😃

お姉さんがハ長調の5指ポジションで弾ける曲を楽譜に起こしてくれて、それを基に、練習して、教室での披露に至ったそう。

日常に音楽がある…理想の姿ですね。


こちらの兄弟に限らず、全てのペアのお兄ちゃん、お姉ちゃん お手柄です。

あなた方が切り拓いたから、妹弟は、のびのびとレッスンを受けることが出来ています。

あなた方が練習するから、下の子ちゃんは総じて耳がいい!


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わたくしの学生時代のゼミは「プラスティック・アニメ」でした。

簡単に説明すると「音になる」

楽譜から構造をアナリーゼ(分析)して、身体表現をします。

ダンスに見えるのですが、ダンスではないのが、ちょっとややこしい。

まさしく「平面(楽譜)を生き物にする」というゼミでした。

「さっき、声楽科の子たちとすれ違った。
キレイなワンピースを着ていた…メイクも綺麗だった。

同じ音大生なのに、なぜ私達は、ジャージで汗だくになって踊っているのだろうか…」

と、ゼミ長がつぶやいていました。

それはさておき、ゼミの先生の年賀状に「80歳になりました、まだ踊ります」と書いてらっしゃいました。

熱は高い方から低い方へ流れる。


先生の言葉は、熱をくださいました。

で、ですね。

皆さんの中にもダンスやバレエを習っている人がいますよね。
そんな皆さんは以下に書くことを
「あー!そうかも!」と頷いてくれると思います。

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ゼミで経験したことは

音無しで動きの練習をしている時と
音楽ありで練習している時では

身体の動き・テンション・ノリ・集中力が変わるということ。

音楽ありの方が演目に集中できました。

音楽の助けがあったからです。

そうした時に、気づきました。

無から音楽を作っていく(音を出す)演奏という作業は、弾き始めに、ものすごい気力とイメージ、集中力が必要だと。

演奏の始まりは、特に集中力が大切。

今年も落ち着いて音楽に向かいたいですね。


今は、授業でダンスもあるようですね。
習っていない生徒さんもダンス授業があった時には
「音楽あり」と「音楽なし」を経験してみてください。