発表会まで約1ヶ月。

そろそろ、打鍵や響きやペダリングの指導になってきますが

会場が、どんな響きなのか分からないと指導が難しいです。


勿論、わたしたちは、その場・その時に会場の響きを聴いて、弾き方を調整します。


しかし、ホール経験がほとんどない生徒さん方に、そこまで考えるのは無理ですから「こういう風に打鍵しましょう」と、示さなければなりません。


というわけで

秋田大学の音楽研究室の研究演奏会を聴きに行きました。








ホームページ等で見るより、ずっとアットホームな感じを受けました。

黒が基調なので、スタイリッシュでキリッとしたイメージでしたが、実際見ると、柔らかい黒。

こんなに優しい雰囲気の黒ってあるんですね。

体感としては、文化会館の小ホールと同じくらいの印象でした。

適度な緊張感はありつつも、あたたかいステージになりそうです。

どのような響きのホールかも、数種類の席で確認しました。

移動式の反響板を使用する形で
お風呂のような、残響が長い場ではなかったです。

ですから、基本的なきちんとした打鍵が必要だと感じました。

それをふまえて、(譜読みではなく)演奏のためのレッスンに入っていきます。