ある生徒さん方が
作曲家の表を見て、ヘアカタログさながら

「バッハは、かつら」「モーツァルトも、かつら」「ベートーヴェンも、かつら」と、楽しそう。

「ベートーヴェンは、違うよ」と正しました。

髪の話ではありますが、そこで終わりではないんですね。

そこは、歴史と関係してきます。 

ベートーヴェンから あとの作曲家に、ウィッグは、いません。(個人的な事情により、いるかもしれませんが)

芸術文化は、歴史と関係してくるのが、とても面白い。

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「産業革命」、社会科で習いますね。

産業革命は、ピアノ演奏にも大いに影響しました。
産業が発達したことにより、楽器を作る技術も向上し、性能の良いピアノが出来たからです。

そういうことから、それ以前の曲と、以後の曲では、全く違います。
ある程度、歴史をわかって弾くのと、わからないで弾くのとでは、演奏の説得力が違ってきます。

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馬場目小学校と大川小学校が、まだあった頃、
「ピアノの発達とピアノ曲」をテーマに、レクチャーコンサートのような形で30分お時間をいただいたことがありました。

わが教室では、そのテーマのミニコンサートは、やったことがないので、やってみても良いかもしれませんね。
2・3人ぐらいは、時代背景とピアノ曲の関係に、興味を持つかもしれません。

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また、ある生徒さんが「ブス」と連呼していて、「なんで、○ちゃんの口から、そんな単語が?」と、ギョッとしていたら、作曲家名の穴埋め問題を解いていただけでした。

「ブ○○○ス」
答えは、ブラームス。

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プレ思春期の女子にかかれば、どんな大作曲家も「おじさん」呼ばわりです(・・;)))

でも、その「おじさんたち」の曲を簡易版ではなく、原曲で弾いた時、偉大さが、身に染みます。

その日が、いつか来るとよいですね。