仕事を選ぶわけにもいかないので、昭和歌謡の伴奏をすることも、あります。

初めてムード歌謡を弾いた時は
「クラシックを勉強したのに…」と、悲しくなったのですが、

お客様に喜んでいただけるので、ふっきれました。

今では、お酒を飲むと
「夜霧よ今夜もありがとう」や、を弾きたくなるくらいになりました。

以前、師匠に「歌謡曲までは仕方ないけれど、演歌を弾くのだけは、タッチに癖がつくからやめなさい」と、言われたことがあります。

その教えは、守っていますが、最近、演歌も染みるようになってきました。

民謡も、素敵だなと思います。

要するに、表現者の魂が伝わってくるものなら、どんなジャンルでも、良いですね。


それはさておき、昭和歌謡や、唱歌には、知らない曲も多々あります。

「この曲、知らないんですよね」と言うと、音楽関係者ではない方から

「大丈夫?どうするの?」と心配されます。

でも「聞いたことがない」だけで、楽譜を見れば弾けるので、ご心配いただかなくて、大丈夫なのです。


それは
「この物語、知らない」
と言っているようなもので、

文字が読めるのだから、知らなくても、読めばいいだけの話。

レッスン中、生徒さんが
「この曲、知らないから弾けない」
ということがあります。

高学年になると、その発言は、私に、つつかれます。

「面倒くさがらずに、楽譜を読みなさい」と。

文字を覚えると、いろんな物語に触れることができるように

楽譜の読み方を覚えれば、まだ知らない曲も、弾くことができます。






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