先日、舞台上で、自分でもびっくりする程の失敗をしました。

「失敗する時の見本」のような見事なものだったので、ここに記しておきます。


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練習時→かなり練習はしたが、何となくピンと来なかった。

「質より量」の練習をしているうちに、音楽が雑に。

「なんとなく」が何なのかを追及する練習が必要だった。


本番前→少しだけドレッシィなワンピースを着る。

が、予想より、皆さまのおべべが、豪華で、気後れする。

「大切なのは、音楽」と言い聞かせるも、肩身が狭い。

しかも

「髪が長くて、目が大きくて、華奢で可憐」な、自分と正反対な美人が多いと、
葬りさったはずの「どうせ私なんて…」が、出る。

こんなことを考えている時点で、全く集中できていない。

頭の中で、楽譜を思い浮かべる。
途中で、和音を忘れて、あせる。


本番→椅子の調節を間違えて、座り直しをする。こんなことは、10年ぶりで、そんな自分に、びっくり。

あせったまま、弾き始める。


普段より速く入ってしまう→そのため、テンポを速く変化させる箇所ををそのままで入ってしまった→本番前に思い浮かべて、忘れてしまって焦った箇所を間違える→動揺して、そこのフレーズ全ての音を外す→ピュウモッソで、変化させなかったがために、テンポプリモで、どうしようもなくなり、モデラートがアンダンテになる。

とっちらかって、リタルダンド前から、遅くしてしまい、実際のリタルダンドは、音楽が動かない、最悪の事態に!

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練習の時の状態が実力ではなく、本番の演奏が、実力。

途中で音楽を立て直す強さ、臨機応変さ。12歳の頃から言われ続けていることが、いまだに出来ていないのが、よくわかりました。


今回の私のような失敗は、よくある話。

「楽譜の読み方」のレッスンから「音楽」のレッスンへ入り始めた生徒さんへ、参考になれば良いと思います。



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