KANAE NOZAWA 二胡ライブ @SPACE AVAILABLE 浅草橋 | 大空のゆめ

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KANAE NOZAWA 二胡ライブ @SPACE AVAILABLE 浅草橋 (2013.3.12.15:00)

 

 

二胡奏者の野沢香苗さんの生音ライブ(PA無しのライブ)でした。

通常は、クラシックのコンサートでもない限りPAにより音響調整をしたコンサートがほとんどですが、

今回は、あえてPA無しでのコンサートということで、観に(聴きに)行きました。

生音→コンサートライブ→CD音源という風に、原音から遠ざかっていくものです。

したがって、生音を耳に焼き付けて、CDを聞くと雰囲気が判るというものだと思っています。

 

生音、しかも目の前(最前列でした)。手が届く距離での演奏は、滅多に聴けるものではありません。

意外だったのは、結構弓がこすれる音が大きい事でした。これが生の醍醐味というものでしょうね。

ピアニッシモになると弓がこすれる音の方が大きく、ザーッと背後で鳴っているような感じでした。

 

また、二胡の2台と、中胡の音の違いなど聴かせてもらって、違いが判る聴衆ではないですが、

2台の二胡の微妙な音の違いに触れることも感動でしたね。 

中胡の音の違いは明らかでした。音量も違うし、迫力も違う。お腹に響きますね。

 

そう思うと、二胡・中胡の音箱(どういう名前かわかりませんが)は、お腹にくっつけて弾きますから、

奏者は、お腹にビンビン来ていることでしょうね。

 

伴奏の古垣未来さん、滑らかなピアノ演奏。お二人で合わせるととてもいい雰囲気でした。

また、鍵盤ハーモニカも巧みで、これが二胡によく合うというのも発見でした。

鍵盤ハーモニカは低音パート(左手パート)を弾くのが、とても難しいというのが意外な発見でした。

手の向きが逆になるので、通常の運指と逆になるので、多分頭の中はパニックじゃないかなと思いました。

 

日曜日の昼下がりにこういう音楽を聴くのは、とても気分がリラックスできて、いい気分でした。

今回は、地下のホールだったので、外は前ないのですが、せっかくお昼間にコンサートをするなら、

外が見える(できれば草原)ような環境だと、二胡の響きと風景がマッチして、

さながら中国に行ったような気分になるのかなとか思いながら、聞いていました。

 

また、このような機会を設けてもらえるとありがたいです。

 

最後にフォトセッションがありましたので、そちらを少しご披露。

今回は、土日で別の舞台を見る予定だったのですが、土曜日に別の用事が入ってしまって、

日曜日のみの遠征となってしまいましたが、値打ちがありました。(^^♪