多治見修道院コンサート @多治見修道院 (2019.040.29.14:00) | 大空のゆめ

大空のゆめ

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舞台も大好き。
好奇心いっぱいで
夢が広がる。

昨年に引き続き虎渓山文化の森プロジェクトに参加です。
(1)オープニングは、ボーイソプラノというのでしょうか、客席後方からこいのぼりの歌が歌が始まります。教会中に響き渡って、緊張はしたでしょうけど、さぞかし気分良かったことでしょう。2番は分かれて登場したもう一人の子が前方で歌います。3番は二人で歌いました。
 
(2)女の子3人による村の鍛冶屋
一人が歌い、残りの二人がダンスをする趣向で可愛らしい。
 
(3)花
中学生でしょうか女子二人の歌唱でしたが、とてもいいハーモニー。二人の声が一つになって、素晴らしかったです。
 
(4)鉾をおさめて
急に手拍子が入って、男子3人の歌唱が始まりました。手拍子が協会全体に響き渡って、ちょっと教会という雰囲気からは逸脱するのかもしれませんが、迫力がありました。
 
ここからは神谷紘実さんのマリンバの演奏です。
(5)わらべ歌による譚章
マリンバの演奏を間近(最前列にくっつく位置にマリンバが置かれ、最前列に座っていました)で聴くのは初めてで、その迫力とともに、力強く弾くときは振動が体中に響いてきました。体力の必要な楽器だと思いました。
 
(6)小さな祈り
こちらはうって変わってとてもソフトな響き。鍵盤打楽器とは思えない音色でした。表現しようがないですが、ふわっと音が湧いてくるみたいな感じです。弦楽か吹奏楽かというような響きでした。とても心地よい音楽でした。
 
ここで、松原凜子さん登場。
(7)ふるさと
アカペラで教会中に響かせました。
最近この曲がお好きなようで、あちこちのコンサートで披露されています。
やはり日本人にはこういう曲が心に響きます。
 
ここからは松原凜子さんとマリンバの競演による
(8)マリンバとソプラノのためのLove Songsより
(8-1)Forever
怪しげな響きの曲です。
(8-2)I'll Always be Waiting for You
優しく語りかけるような曲です。
(8-3)Rememmber This
朗々と歌い上げていました。
 
ここからは、パーカッションを池永健二さんが演奏します。
(9)She Who Sleeps with a Small Blanket
何というかリズムだけで押し寄せてくる感じの演奏。
メロディは感じられないのですが、響いてきました。
 
最後に全員で
(10)ジョンルッター レクイエム
レクイエムですから、鎮魂歌として、とても厳かな感じで始まります。
よく子供たちがこの歌を覚えられたものだと思いました。
ソプラノパートにはオープニングのこいのぼりを歌ったお二人。
子供の頃はソプラノパートで、大きくなったらテノールやバリトンに声が変わっていくんですね。そんな成長を見ていくのも楽しいですね。
ソプラノのソロが途中入って、これが見事にきれいな歌声で、ほれぼれとして聴き入りました。大きくなったら音大に行くのかな。あの声は両親に感謝でしょうね。
 
 
今日は、教会らしい厳かな音楽を堪能しました。
 
終演後には出口で合唱団による「ふるさと」を歌いながらのお見送りでした。
そしてこちらは今日の凜子さんの衣装です。
最後に今日のプログラムにサインを頂きました。