The Vanty's の第4回公演の大千秋楽。
最初に驚いたのは、「この劇場こんなに天井が高かったっけ」です。天井から吊り下げた大道具。どうやって作ったのかすごく興味を持ちました。直径4メートルほどの円環からロープや飾りを吊り下げている。バトンが下がるのかなと思いましたが、小劇場のバトンは固定式が多いし。すごいなあと感心しきり。
物語は、ファンタジーぽいけど、実は、とてもブラックな物語。ぐるぐるとめぐりめぐって、因果は駆け巡るみたいに、頭の中がぐるぐる回ります。
テーマソングがまたそんなストーリにとてもマッチした、音楽でした。
音羽美可子さんがとんでもない場所からとんでもないメークで登場するのが、まるでオペラ座の怪人風でしたね。この怪人が、怪しげな指示を出すとそのとおりになってしまうというのがこの物語の展開上の条件ですね。ファンタジーっぽく奇蹟じみたことが起こり、それにみんな振り回されるというような物語。
ちょっと無理はあるようなストーリーですが、楽しめました。
怪しげな物語の中で、仲本詩菜さんだけは、素直に可愛い役柄を演じていて、また、ちょっとそこいらにはないダンスを披露していました。
衣装がそれぞれ凝っていたのですが、言葉にできるほどのセンスがないので、そこはパスです。
終演後のライブパーフォーマンスも素晴らしい出来でした。
音羽さんの「魅せられて」あの音域をきれいに歌いこなし、「美愁」のテーマでの低音ハーモニーパートの出来も素晴らしかったです。
これだけ歌うまのメンバーがそろっているので、音楽劇ではなく、ミュージカルがいいなと思いました。
指定席の観客には瑞生桜子さんのご実家の貴重なバウムクーヘンが配られました。
生産数限定のバウムクーヘンですから貴重品です。
次回の公演がまた楽しみです。

