若冲・仙人掌群鶏図 公開 @西福寺 (2017.11.3) | 大空のゆめ

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毎年文化の日に日頃は非公開の伊藤若冲作の 「仙人掌群鶏図」「蓮池図」「野晒図」「山水図」が虫干しのために1日限定の公開がされます。

昨年は、ものすごい人数が訪れたそうですが、今年は、まあまあの訪問者数。

11時30分に現地到着しましたが、この時間帯が一番込み合うみたいでした。
待ち時間1時間30分でした。

順に並んで、実際の本堂入場は、10人ずつの入場制限。

とてもいいですねぇ。すっと見おわる人は、すっと行けるし、ゆっくり見る人は長居ができます。混雑している展覧会などは、後ろから押されるような雰囲気があって、ゆっくり見ることが出来ませんが、遠慮なく見られるというのは、ありがたいです。

 

「蓮池図」の内、中央の2作は、今回は展示されていませんでした。掛け軸にして丸めて保管されているので、丸めじわがちょっと気になりますが、モノトーン(日本画でこんな表現していいのかな)での表現は、素晴らしいものです。
京都の大火の後の復活をモチーフにした作品とか。

 

「仙人掌群鶏図」は、その彩色に圧倒されますね。長い年月を経ても色あせない(修復はされているようですが)、色あせない材料を使っているのでしょう、素晴らしい発色、精緻さ、圧倒されます。

たっぷりと、時間の止まったような世界を堪能しました。


入場時に、アルミのプレートを頂きました。

数点記念品を購入して、西福寺を後にしました。

 

通常の入口が出口になっています。
道路の要所要所に案内看板があり、道案内の方もいらっしゃるので、道に迷うことはありません。
通常の駐車場が行列場所になっているので、車で行くなら離れた場所に駐車しなければなりません。