クソ親父の子育て~~ | いまもとしげきのブログ

いまもとしげきのブログ

第66回 全日本社会人ボクシング選手権 ヘビー級 優勝
平成26年度 神戸市スポーツ表彰
平成26年度 兵庫県スポーツ優秀選手
獣医師・防災士・大学非常勤講師・日本サッカー協会公認D級コーチ

子供に対しては『クソすぎる父親』でいることを目標に子育てをしてきました。

 

どういう意味でクソかは、感じ方によると思いますけど

 

『むっちゃ楽しそうな大人』

『いい意味で空気を読まない大人』

『言いたいことはきちんと主張する大人』

 

っていうのも見せたかったんです。

あとは、死んだ時に「やっと死んだか、あいついい人生だったな。」って思って少しは悲しさを軽減させられたらいいかなって思います。私自身、母親が死んだ時に、献身的過ぎる子育てと、子離れできない母親でした。母親の死んだ原因も不注意の車にはねられてってことだったので、ものすごい絶望がありました。なんせ、しばらくしてから拒食症になったんだもん。なので、子供には18歳になったら家から出たくなるような教育を中心にやってます。親離れしたほうがいい!そのために外の世界もたくさん見せたし、いろんな場所に一緒に連れて行きました。家にいきなり外国人が泊まりにきたり、そんな人と飯食いに行ったりもしたし、海外の知人宅に送り込んでみたりもした。わけわからない子供の脳みそで経験できないことをたくさんしてきた。おかげで、一人は家を出たんですけど、もう、これは、完璧にいいチャレンジをしてくれてるので、最高っす!海外で楽しそうにやってる!

あと1年ほどで、2人が高校卒業。そろそろこのクソ親父も用がなくなる。子供たちが巣立ったら、迷惑かけない範囲で生きて、そのうちそっと存在が忘れられたらとても幸せ。親孝行は求めないので、彼らには母親を大切にしてほしい。

 

全然関係ないけど、これ、仙台で食べた『牛タンのしゃぶしゃぶ』

こうやって仕事という名のグルメ旅で食べたおいしいものは子供にも食べてほしい。

食生活で満足を得られる人生って最高じゃないですか?

クソみたいな親父の人生が、牛タンのように噛めば噛むほど味が出るっていう人生だったとわかるころには彼らも同じくらいの年齢になってると思うんです。