ボクシングをやっていた私にとって、クリチコという名前は偉大過ぎるんです。
具体的には、ビタリ・クリチコさんとウラジミール・クリチコさん。
クリチコ兄弟です。
そして、二人ともプロボクシングのヘビー級の世界チャンピオンです。
主要4団体のチャンピオンを兄弟で持っていました。
私は、日本の社会人選手権のヘビー級チャンピオンですけど、格が違いすぎるんです。
同じチャンピオンという文字はつきますけど、クリチコさんは、神様のような存在です。
そんなクリチコさん。お兄さんの方(ビタリ・クリチコ)が、今のキエフ市長。
ウクライナのキエフです。そこの市長さんです。
今日、イギリスのテレビに出演したビタリ・クリチコ市長は、
「すでに残虐な戦争状態だ。他に選択肢はない。私はやるしかない。戦う」
と述べています。
もう、えぇやん。戦わなくて。。。。武器とか持たなくていいやん。
あんなに強かったのに、武器の前では人は無力だから。
武器は何を守るものか?国を守るものなのか?
何かを壊すだけのものにしか見えないよ。
また、弟のウラジミール・クリチコさん(アトランタ五輪でボクシングで金メダル、プロでも世界チャンピオンですが、今は引退しています。)は、今月からキエフで予備軍に入隊しています。
彼のインスタグラムでは、戦争に反対する文章が掲載されています。
正直、彼らも含めて戦争には参加してほしくない。
しかし、そうもいかない。
我々のあこがれの選手が、戦地に行くのは悲しい。
悲しい。
世界が平和であってほしい。
ウラジミール・プーチン vs ウラジミール・クリチコ
で、戦ったらえぇやん。ウラジミール決戦でいいやん。
もう、今でもウクライナではむっちゃ人が死んでる。
国を守るためとか言って、むっちゃ人が死んでる。
ちょっと前までは、友達と、恋人と、家族と談笑していた人が死んでる。
戦争ってそんなもん。
その人を殺したのは誰?誰に責任があるの?
戦争って誰のもの?
いつも犠牲になるのは一般人。罪のない一般人・・・。