人は人によって人になる

 

人の中に生まれる葛藤は

善vs悪

正vs誤

やりたいvsやりたくない

これでいいのかvsよくないのか

 

究極

生きるべきかvs死ぬべきか・・・

 

 

 

 

目の前に分かれる二岐の道に遭遇し

どちらに進めばよいか分からない時に

葛藤は生まれる。

 

makieniさんによる写真ACからの写真

 

 

 

 

 

 

マンダラチャート認定講師、

思考の便秘クリニック院長の萩野麻美です。

 

 
 
 
 
 
 
葛藤が生まれる背景
 
葛藤が生まれる背景には
私たちが知らず知らずのうちに
作り上げていく価値観が大きく影響しているように感じます。
 
 
価値観は両親から生まれ
両親に育てられた環境でベースが作られ
 
 
生れた時代
住んでいる地域全体の価値観もあるでしょう。
 
 
自然と吸収してしまう自分以外の物
自分の物として当たり前に生きていくのが
今までの生き方だったのではないかな?
 
 
マンダラ思考ではこの生き方を
他者依存といいます。
 
 
他者依存のとき、人はその価値観を
「正しいもの」として
自分の判断基準にしているので
 
 
問題が起こらない時にはいいのですが
苦しくなったり
哀しくなったり
怒りが湧いてきたり
人のせい!にしたくなったり
 
 
色々心の中に問題が出てきたときに
その価値観の脱ぎ方が判らず
葛藤を作り出してしまいます。
 
 
実例
 
その人は
ご両親から「結果を出せ!」
といわれて育ったそうです。
 
 
その人にとってもご両親にとっても
「結果」とは成功であり、
お金がタンマリ入ることであり、
人よりも良い暮らしができることであり、
テストの成績で100点を取ること。
 
 
それ以外に「結果」はありえない。
「結果」とはそういうもの。
という価値観の中で生きてこられた。
 
 
ご両親の求める「結果」に忠実であろうとすればするほど
その人の中には葛藤が生まれ
その言葉に苦しみ、傷ついてきた。
 
 
ということを涙ながらに話してくださった。
辛かったことと思う。
哀しかったことと思う。
悔しかっただろうし、
「なんで僕のことを分かってくれないんだ」
という怒りも湧いてきたことでしょう。
 
 
痛いほどよくわかります。
その経験は私もしてきた経験だから。
 
 
 
葛藤があるから本当の自分に出会える
 
葛藤が生まれるのは
本当の自分が存在するから生まれます。
 
 
おぎゃーと生まれてから
独り立ちするまでは
何らかの基準を持たなければ
自分の身を守ることができません。
 
 
人生のはじめに与えられるのが
両親からの価値観です。
 
 
その価値観に守られながら大きくなり
やがて、その価値観から脱皮をして
自分の価値観を構築していく。
 
 
その時代を自己依存といいます。
その時代はとにかくしんどい。
 
 
人と衝突もするし
自己を押し通そうとするし
誰にも理解されない苦しみを味わうこともあるでしょう。
 
 
そこで味わう気持ちを
人生の挫折と感じるかもしれません。
 
 
デモ、私はその時期を「挫折」とは捉えないでほしいと思っています。
人には身体の誕生と、精神の誕生がある
と感じているからです。
 
 
この時期はまさに精神の誕生。
自分を自分として確立するための大事な時期。
 
 
他者の価値観の中で育ってくるからこそ
本当の自分に出会っていける時期でもあるからです。
 
 
華道や茶道、剣道や柔道などでよく言われる「守破離」に例えると
他者の価値観→守
葛藤→破
本来の自分→離
 
 
守破離とは
型や技を忠実に学び体得する段階を経て
他の型や技を学び良いものを取り入れ
それらを独自の物として新しいものを生み出していくこと。
 
 
人生もこの流れに乗ると上手くいくのです。
 
 
 
 
 
 心の奥に安全にダイブする

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==今日の処方箋==

    一日一服(福)

葛藤は

精神の成長になくてはならない物。

「守破離」の「破」の時期にいるということです。

 

 

思考の便秘クリニック院長 萩野麻美

 

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