「シャークアタック」そのまま訳して「サメの攻撃」。サメに人が襲われる事件なんて、海外のことと思いきや日本でも多発しています。
サメによるパニックを描いた『ジョーズ』はホオジロザメの設定ですが、あんな大きなサメでなくても襲われたら大事故になるんですね。コワい…
2021年7月20日 茨城県で
2021年のサメの事故情報まとめ
シャークアタックの被害を防ぐには?ということで、今回は社会派な提案をしてみたいと思います。
シャークアタック、なぜ増えた?
サメに襲われる事故が増えたのは、ひとえにサメが増加しているから。サメが増えたので人とのエンカウント率がアップしたんですね。
サメが増えた原因は、温暖化でサメが過ごしやすくなったせいともいわれていますが、もっと大きな理由が「サメのエサが増えたから」。
人を襲うのはサメが肉食だから。(海藻も食べる雑食のサメもいるよ!)
そんな彼らをお腹いっぱいにしているのが、クジラです。商業捕鯨が制限されて、クジラも増えています。
生きているクジラが増えるってことは、自然に死ぬ数も増えるってことで。そのクジラを食べるサメには敵が少ないのだから増えて当たり前なんですよね。
反捕鯨のあの国が危機的状況
サメの事故が増えると、ビーチリゾートの観光地が閉鎖や縮小により経済的な打撃を受けます。とくに打撃を受けているのが、反捕鯨を主張していた観光国のオーストラリア。
今や各国でテロ組織と認定されるシーシェパードを見て見ぬふりをしていた、オーストラリアの観光が大打撃を受けています。
肉牛の生産やカンガルーの駆除が盛んなオーストラリアは、観光という利益があるから「反捕鯨」の立場をとっているだけで、「博愛的な動物愛護」の国ではありません。クジラという生物の保護より、観光の目玉「ホエールウオッチング」を保護したいのが本音でした。
反捕鯨を掲げていた国が、クジラの増加が遠因で海岸リゾートの観光業に大打撃を受け皮肉るという皮肉な現状に陥っています。
商業捕鯨再開する時期なのでは?
西洋でクジラを捕るのはクジラからとれる「鯨油」のためでした。一方、クジラの身は余すことなくいただき、他の部位も活用してきた日本の捕鯨では価値観が全然違うはず。
「ありがたい」「もったいない」といただいた命を有効に活用できる日本なら、自然環境に配慮するカタチで商業捕鯨を再開していいと思います。
これから先、食料難の時代が予測されています。その中でクジラから受けられる恩恵は非常に大きいのではないでしょうか?
日本のクジラの加工技術、活用術を世界に広めながらの商業捕鯨を再開する時期を迎えているのではないかと思います。