こんにちは![]()
ブログを見て下さり
ありがとうございます![]()
前回のブログ
の続きです。
夫
「ごめん・・・!
夕方、庭で遊んでたのは
ちょこちょこ確認はしてたのに。
ちょっと見ない間におらんくなってた
・・・。」
夫の焦っている様子が声で分かる。
そう、私が冷静にならないと。
不安を見せないようにしないとダメだ。
私
「○○公園行ってないかな?まだ今日
行ってないよね?」
○○公園は、自宅から歩いて15分くらい。
ツギオができるだけ毎週行きたい公園。
大好きなブランコがあるからだ。
車を走らせ、公園近くにきたので
徐行しながらツギオを探す。
もう辺りは薄暗いので、公園には遊んでいる
子どもはおろか、人の影すらない。
車を降り、
公園内もすみずみまで探すが、
だれもいない。
いつもツギオが乗ってるブランコ・・・
少しでも揺れていたなら、さっきまで
誰かが乗っていたかも・・・
ツギオがいたかも・・・
と感じられたのに、
残酷なほど、
ブランコは時間が止まったかのように
静止している。
近くのお宮かもしれない。
たまにお散歩コースに選ぶ、近所の神社。
車のライトを照らしながら
境内に入るが、人の気配はない。
境内横にある、もうすでに真っ暗になってる
竹やぶに向かって
「ツギちゃん」
と呼ぶ。
自分の声がグラグラしているのがわかる。
いない・・・
さっきまで冷静でいようと
決めていた私の心も、だんだんと
不安でいっぱいになり、
そんな状態の私に
追い打ちをかけるように
パラパラと
冷たい雨が降ってきた。
(17:54)
ツギちゃん・・・
今日、私どんな格好させた?
長袖の肌着を着せたんだっけ?
それにトレーナー・・・
でもあれじゃ今寒いんじゃないか?
庭で遊んでいたなら
きっと上着なんて着てるはずない。
寒くて震えていたら
どうしよう・・・
早く見つけてあげないと・・・!
♪♪♪~
夫
「お宮はおらんやった!?
一旦、家戻ろう、○○さんちとか
△△さんちに一緒にツギオを探して
もらってる。
長男も、自転車で周って探してるよ。」
冷たい雨に
やや打ちひしがれながら家に戻ると、
ウチの庭にご近所のママさんや
パパさん、お隣の大学生のお兄ちゃん、
長男の同級生2人が
心配そうに集まってくれていた。
私
「すみません、ご心配かけて・・・」
そう言うのがやっとだった。
2軒お隣のママが、薄着でいた三男に
自分の上着をかけて、一緒に付いていて
くれたようだ。
三男
「お母さん・・・ツギちゃんどこに
行ったの?こわい・・・」
顔がこわばり、今にも泣きそうにしている。
不安そうな三男を抱きしめ、
「大丈夫、こわいよねえ、でも大丈夫よ。」
繰り返し言う事しか、今はできない。
夫
「ごめん、ほんとに・・・俺が・・・。」
夫の辛そうな顔を見て、
少しだけ、また「冷静にならなきゃ」という
気持ちが出てきた。
私
「警察にはまだ言ってないよね?
警察に相談しよう!」
夫もわかった、という顔をして
110通報してくれた(17:59)。
夫
「はい、はい・・・
小学校4年生なんですが特別支援学校で。
重度の知的障害がありまして・・・はい。
会話が難しいんです・・・。」
普段は当たり前に感じてるツギオの
障害が、改めて
ズンとのしかかってくる。
ご近所のパパ
「お母さん(私のこと)・・・
自分の消防団にも、ツギオ君の事
連絡してもいですか?
最近のツギオ君の顔が分かる写真
自分のスマホに送って下さい。
消防LINEに流して、出動要請します。」
以前もツギオが失踪した時に
助けてくれたパパ・・・
慌ててスマホの写真を探す。
ツギオの正面の写真が無い・・・
(一瞬しか正面向かない奴🤪)
・・・あっ![]()
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私
「今朝!ツギオの動画を撮って、保育園の
□□先生に送りました!今朝デイに行く前に
お着替えした後の動画だから、服もその
動画の恰好のままです!」
今朝am8:30に「今のツギオ」を
送った先の□□先生は、なんと
消防団の班長さんでもあるのだ。
※※※
上記のようにいかにもハキハキと冷静に
伝えているかのように見えるが、実は
ヒックヒック泣きながら話しているので
たぶん、ご近所パパさんにはしっかりと
伝わっていない![]()
でもどうか、□□先生に伝わりますように
・・・
ご近所のパパ
「分かりました。消防連絡しますね!」
ご近所ママ
「グレーのトレーナーに
茶色のズボンね!分かった!!」
・・・・・
ふと
脳裏に、架空のテレビ画面がよぎった。
「・・・□□市在住、〇〇支援学校4年生、
△△ツギオ君、10歳が行方不明となって
います・・・
ツギオ君は自閉症と重度の知的障害があり
・・・
当時の服装は、グレーのトレーナーに
茶色のズボン・・・」
直後に浮かんだ言葉は
「捜索は
明日の早朝6時から再開される予定です」
・・・
イヤ・・・!イヤ!
必ず今日のうちにツギオを見つける!
ツギオを独りぼっちの寒い夜に一晩
置き去りになんて絶対できない!!
ツギちゃんを見つける!
絶対に今日中に会うんやから・・・!
不安そうな三男をご近所ママさんに任せ、
「いつもの、
おまんじゅう屋さんまで行ってみる!」
夫に伝え、再び車を走らせた。
Maiko