こんにちは。imakan (いまかん)です。


題名のCODAとは1980年代にアメリカで生まれた言葉の様で、きこえない、きこえにくい親を持つ聞こえる子供のことを指してCODA(聴者)と呼ぶようです。



漁師の家庭に生まれ育った女子高生のルビー。


4人家族の両親と兄は、ろう者(聴覚障害者)で耳が聞こえません。


ただ1人耳が聞こえるルビーは家族の通訳として生活を支えていました。


彼女は歌うことがとても好きで音楽教師のヴィラボス先生はその才能を見出し、音楽大学への進学を薦めます。


耳の聞こえない両親は彼女の才能が分からず、生活の中で彼女の力を必要としていたので、大学への進学に難色を示しながらも兄だけは家族の犠牲になる必要はないと迷っているルビーの背中を押そうとします。


家族を想い進学を迷うルビー…


娘の人生、進む道に想いを閉ざしてはいけない…

でも彼女に才能がなかったとしたら…と様々なお互いの想いが双方に受け止めることが出来た時…



わたしのように五体満足な体で語ることはとても難しくもありますが、生きていく方法は色々な形があるということ、決して綺麗事ではなく、とても大変な事でもありますが、この映画を観てそう感じました。



そして家族…


不自由な生活を抱えながらも娘を想う両親と兄の気持ち…


その為に自らの覚悟を決めて家族を第一に考える主人公ルビーの想い…


ありきたりの映画のようで、とても感慨深い本当に素晴らしい作品でした。


家族のあり方、そして前を向いて歩くことを教えてくれる作品だと思います。


映画は本当に良いですね。